サービス

受託熱処理・
提案

素材の価値を最大限に引き出す
キーテクノロジー
Heat Treatment Defines Prototyping

試作の鍵は、熱処理条件にあり

熱処理技術は素材の価値を最大限に引き出すための、とても重要な工程になります。
シリコロイラボでは、析出硬化系ステンレスの熱処理(時効硬化熱処理)を中心に、様々な熱処理をご提案します。
アクシア・析出硬化系シリコロイ・SUS630等の析出硬化系は用途に合わせた様々な熱処理パターンがあり、
特に試作開発時の条件出しが重要になります。
試作品の条件出し・複数条件・微小形状・少量多品種・真空焼入れ(高速冷却)・焼もどし・真空時効処理など、お気軽にご相談ください。

熱処理で解決できる提案例
  1. 析出硬化熱処理(大気時効処理)

    課題例
    時効硬化熱処理の熱処理条件の種類が多く、熱処理条件の選定が難しい
    提案例
    目的に合わせた熱処理条件を提案(硬度優先、靭性優先など)いたします。
  2. 析出硬化熱処理(真空時効処理)

    課題例
    大気時効の場合、金色・茶色・青色などのテンパーカラー(薄い酸化スケール)が付着します。外観の問題や腐食発生の起点になる可能性がある場合がある
    提案例
    真空時効処理により、テンパーカラーの付着を防止します。
  3. 局部高硬度化技術

    課題例
    析出硬化熱処理(真空時効処理)の場合、素材全体に熱処理がかかる。
    一般的な熱処理条件では、硬度と靭性の両立はできない。
    提案例
    過時効処理(620~650℃/AC)、局部的固溶化技術(高周波固溶化、レーザー固溶化)、時効硬化熱処理の併用で、必要な箇所のみを高硬度化することが可能。 設計の自由度が向上し、新たな部品設計につながります。
  4. 少量多品種から量産品まで対応可能

    課題例
    一般的な熱処理メーカーの場合、析出硬化熱処理(時効処理)はSUS630の熱処理条件が主なため、特殊な熱処理条件(温度、時間)の対応が難しい。
    提案例
    当社は常にアクシア、シリコロイの特殊な熱処理条件で対応しています。小型の熱処理炉から対応できますので、試作品・少量多品種から比較的安価で対応致します。量産時は当社のネットワークでもご対応致します。
  5. 真空熱処理(高速窒素ガス冷却)

    課題例
    真空熱処理の場合、窒素ガス冷却での冷却速度が遅いのが一般的です。そのため、焼入れ後の硬度が不安定という課題や、固溶化熱処理での急冷効果が低いという課題があります。
    提案例
    特殊設計の熱処理炉を保有する熱処理メーカーで、高速窒素ガス冷却が可能なため、マルテンサイト系ステンレスの硬度安定化や3Dプリンター製品、オーステナイト系ステンレスの固溶化熱処理が可能です。 (当社ネットワーク)
Capabilities & Scope

対応スペックと範囲

設計要求に合わせて、最適条件をご提案

析出硬化系ステンレスの析出硬化熱処理(時効硬化熱処理)の使い方をご提案いたします。また真空焼入れ(高速窒素ガス冷却)など、特殊な熱処理もご相談ください。

熱処理対応スペックとサービス範囲

熱処理可能な材料例
析出硬化系ステンレス(アクシア、シリコロイ、SUS630等)、マルエージング鋼、マルテンサイト系ステンレス(SUS420J2、SUS440C等)、他
対応可能な熱処理方法
析出硬化熱処理(大気炉・真空炉)、固溶化熱処理(大気炉水冷、真空炉高速冷却)、真空焼入れ(高速窒素ガス冷却)・焼戻し(大気)、他
その他
少量多品種~ロット単位(チャージ)でのご対応、熱処理検査表の発行、硬さ試験(試験片、可能な形状の場合は実体)の実施
Case Example

実績の一例

難しそう…の一歩先へ。
析出硬化系ステンレスの熱処理の実績豊富です

以下の表はアクシア・シリコロイ、その他鋼材の熱処理の一例になります。試作開発や製品化の際のご参考にしてください。

析出硬化熱処理・真空焼入れの実績の一例
No 材質例 熱処理条件例 Point
分類 熱処理条件
01 シリコロイA2
シリコロイXVI
アクシアZero3
固溶化熱処理(大気炉) 1050℃±20℃/WQ 小型品・少量多品種から対応可能。長尺品の場合、矯正加工も可能です(形状はご相談)。
02 シリコロイA2
シリコロイ XVI
アクシアZero3
SUS630
マルエージング鋼
時効硬化熱処理(大気炉) DAG:200℃×2hr+460℃×12hr/AC 小型品・少量多品種から対応可能。熱処理条件(温度・時間)は調整可能です。金属3Dプリンティング品(金属積層造形)の応力除去(ベースプレート付き)なども可能です。
AG480(H900):480℃/AC
AG520:520℃/AC
AG550(H1025):550℃/AC
AG580(H1075):580℃/AC
AG620(H1150):620℃/AC
AG650:650℃/AC
03 オーステナイト系ステンレス
析出硬化系ステンレス
固溶化熱処理(真空炉) 1020℃~1030℃/GC 小型品・少量多品種から対応可能(混載処理になります)。真空固溶化は冷却速度が速いことが特徴的です。
04 シリコロイA2
シリコロイ XVI
アクシアZero3
SUS630
マルエージング鋼
時効硬化熱処理(真空炉) DAG:200℃×2hr+460℃× 12hr/AC 真空炉のため、バッジ処理(チャージ貸し切り)になります。熱処理条件(温度・時間)は調整可能です。熱処理でのテンパーカラー(薄い酸化スケール)の付着を防止できます。金属3Dプリンティング品(金属積層造形)の応力除去(ベースプレート付き)なども可能です。
AG480(H900):480℃/AC
AG520:520℃/AC
AG550(H1025):550℃/AC
AG580(H1075):580℃/AC
AG620(H1150):620℃/AC
AG650:650℃/AC
05 SUS440C
SUS420J2
真空焼入れ・真空焼もどし
(オイルテンパー)
1020℃~1030℃/GC、
180~200℃/オイルテンパー
真空焼入れでの冷却速度が速いことが特徴的です。
06 SUS440C
US420J2
焼入れ(真空炉)・焼もどし
(大気炉)
1020℃~1030℃/GC、500℃×2hr/AC、
480℃×2hr/AC
真空焼入れでの冷却速度が速いことが特徴的です。焼もどし温度の調整は可能です。焼もどしは大気炉のため、テンパーカラーが付着します。
07 シリコロイXVI
アクシアZero3
時効硬化熱処理(大気炉) 380℃×4hr/AC 、480℃×4hr/AC、他 長尺品(φ20~30×3000㎜程度)の熱処理実績あり、歪み防止のため、縦型熱処理炉にて実 施。熱処理条件(温度・時間)は調整可能です。
How It Works

ご依頼から完了まで

伴走型支援でサポート

シリコロイラボでは、材料販売、ご希望の形状にあわせた鍛造品や半製品の製作、試験片の加工、各種熱処理、そして摩擦摩耗試験や各種試験に至るまで、工程ごとのご依頼はもちろん、開発フェーズや課題に応じたプロセス全体のご提案も可能です。

当社はシリコロイやアクシアの新素材の合金設計・材料開発から素材の製造、熱処理開発、用途開発を通して一貫したサービスを構築しました。
それらのノウハウを活かしてお客様の様々な開発をサポート致します。

  • 01お問い合わせ・ご相談
    お客様のご質問、課題、ご要望などについて、お問い合わせフォームやメールよりご連絡いただきましたら、当社で検討・調査した上でご回答、ご提案いたします。
    お気軽にお問い合わせください。
  • 02お見積のご依頼
    材料、熱処理、加工、半製品、試験片、摩耗試験・各種試験など、ご希望の工程や内容をご相談の上、御見積を検討致します。
  • 03お打ち合わせ
    詳細なお打ち合わせをご希望の方はWebでのお打ち合わせ、ご訪問でのお打ち合わせを調整いたします。
    メールやお電話でも結構です。
  • 04ご注文・納品
    ご注文書の発行、お取引条件・納期のご確認など。
    納品完了までしっかりサポートいたします。
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